DIGITAL
- 東海東京フィナンシャル・ホールディングス
- デジタル戦略部
國本奈晃

未来を 待たない 人になれ。

入社
動機
先進技術を金融サービスへいち早く
活用するチャレンジングな姿勢に感銘
大学では数理工学を専攻していました。日々の現象を数学を使って解き明かすという学問に取り組む中で、暗号資産やブロックチェーンといった金融分野に関わる先進的な技術に興味を持つようになり、大学院進学を決意。大学院では株価予測にAIを活用する研究に取り組みました。このときの経験から先進的な技術と金融を融合させ、新しい価値を提供することに強い意義を感じるようになり、金融業界への就職を志望しました。
東海東京フィナンシャル・ホールディングスへの入社を決めたのは、当社が先進技術を積極的に活用し、証券業界に新たな価値を提供していたからです。当社は、ブロックチェーンの技術を活用したデジタルな有価証券であるST(セキュリティ・トークン)にいち早く取り組んだという実績を持ちます。そのチャレンジする姿勢に感銘を受け、「この会社で働きたい」と考えるようになりました。当社が掲げている「Digital New World」というビジョンが私の目指す「技術を活用した金融業界の進化」とマッチしており、学生時代の経験を活かして会社に貢献できると考えたことも入社の決め手になりました。

仕事の
価値
新たな金融サービスや業務の効率化。
デジタル技術で社内外に価値を創出
デジタル技術を駆使して新しい金融サービスを創造することが私の役割です。現在、金融業界では生成AIやNFT(非代替性トークン)、STといった「Web3.0」と呼ばれる先端技術の導入が加速しています。私は、それらの技術を用いて社内外の課題を解決したり、新たな価値の創造を目指したプロジェクトを推進しています。主に担当している社内の業務効率向上を目指した取り組みでは、生成AIを積極的に活用。メールの文章やプレゼン資料、ミーティングの議事録を自動生成する仕組みを開発・導入することで業務負担を低減し、社員の皆さんが創造的でより質の高い仕事ができる環境づくりに取り組んでいます。
AIに対しては、社内からの注目と期待も大きいと感じています。期待が大きい分、時として現実にAIができることと期待値とにギャップが生じることもあります。その中で私は、社員の皆さんと丁寧なコミュニケーションをとることを心掛け、「何に困っているのか」など現場の声をしっかりと聞き、開発する仕組みに落とし込むようにしています。この仕事は学生代に学んできたAIをはじめとしたデジタル技術を活用し、金融業界に新しい価値を提供できる仕事でもあり、大きなやりがいを感じています。

自分5カ年
計画
デジタル技術の活用によって
グループ全体の成長に貢献する
5年後、私はAIやWeb3.0などの技術を活用し、当社グループのデジタル事業を次のステージに引き上げる人材になりたいと考えています。金融業界が急速に進化する中で、新しい技術を取り入れたビジネスモデルの構築や業務効率化の推進を通じて、グループ全体の成長に貢献することが目標です。
目標の実現に向けては、多くのプロジェクトに参加することを意識しています。私が所属している部署では、自分から手を上げれば希望するプロジェクトに加わることができます。私は入社1年目で「ChatGPTスタディグループ」に参加しました。学生時代の経験を見込まれたのか、このグループのリーダーを任せてもらえ、さらに経営会議で報告する機会などを得ることができました。
私の身の回りではインターネット上をはじめとした、デジタル技術を用いる新たなサービスが次々に誕生しています。学生の皆さんもそれらを利用する機会は多いのではないでしょうか。その際、ユーザーとしてではなく一歩引いた視点で「どんな人がどんな目的で使っているのか」「なぜこのサービスが注目されているのか」を考えてみてください。その経験はビジネスの場で大きな武器になるはずです。皆さんが若い感性と視点を活かしながら、共に未来の金融業界を切り拓いていけることを楽しみにしています。